新約聖書の『狭き門より入れ』って元々はどういう意味?

 
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「狭き門」という単語自体は、倍率の高い入学試験なんかで使われますよね。
同時に『狭き門より入(い)れ』という言葉も有名です。

キリスト教の聖典である『新約聖書』に書かれた言葉で、ぼくも読んだことはないですが言葉くらいは知っていました。

さて、この言葉は本来どういう意味を持っているのでしょうか?

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『狭き門より入れ』の意味

人間の命は神によって与えられ、その生は神によって価値づけられる。だから、真に価値ある生を送るためには、華やかで派手な生活をしようと思うのでなく、地味で目立たなくても神を信じる生活をしなさい。それが天国へ至る門なのだ。

いかにも宗教的な意味でした!
天国へ至る門が「狭き門」であり、そこに入るため信仰を大切にしなさいと言っているのでしょうね。

きっと地味で目立たない生活を強いられる人が多い時代だったのでしょう。
誰もが華やかで派手な生活に憧れるものの、どんなに頑張ってもそんな生活は手に入らない。

そんな人でも神を信じれば、華やかで派手な生活なんかよりも真に価値のある生を送れます…と、苦しい生活が唯一救われる道だったのかもしれません。

今はいい時代になりましたね~。

意味や由来はこちらの本を参考にしています。

『狭き門より入れ』 の出典

「命に通じる門」、つまり天国の民にふさわしい幸福に至る道は、見栄えの悪い、地味で、ありふれたところにあるとイエスは説いている。すぐそこにあるにもかかわらず見逃してしまう。だが、そこから入れというのだ。
(中略)
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか、それを見いだす者は少ない」
(『新約聖書』「マタイによる福音書」七・13-14

このように出典は新約聖書でした。
出典は知っていても元々の意味まで知っていたという人は少ないでしょう。

それとも案外キリスト教の学校を卒業した人にとっては常識なのでしょうか?

信仰はもちろん個人の自由ですが、都会に行くと迷惑なまでに勧誘してくる人に遭遇するのであまり良い印象がない人もいるのかもしれません。

一つの宗教からも多く派生していて、縁のない人はもう訳が分からないですよね。
僕も分からないです。

ただ、こうした宗教の教えというのは、神を別の何かに置き換えれば案外普遍的なものを説いているはずなんです。
そうじゃなきゃ社会に浸透しないと思います。

『狭き門より入れ』も「天国」=「目標」とかに変えれば単純に「こつこつ頑張れ」って言ってるだけですからね。
こうした言葉を自分の中で噛み砕いて理解できるようになると、より寛容になって色んな価値観に触れられるのかもしれません。

『狭き門』といえば

『狭き門』といえば、ジッドの小説ですね。

この本のタイトルも新約聖書からとった言葉で、やはり敬虔なクリスチャンが登場する作品です。

僕も昔に読みましたが、宗教的に云々というよりは、恋物語でありながら主人公やヒロインのストイックな人生観に感動した覚えがあります。

文学少女シリーズでも扱われた作品なので、意外と文学なんて読まない人も知っていたりするのかも。

何巻だったかは忘れてしまいましたが。
あれ?文学少女シリーズはそれなりに有名だよね…?

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