『奈落の底』ってどこのこと? 想像以上に過酷な場所だった「奈落」の意味や由来を解説!

 
スポンサーリンク

恐怖のどん底とか奈落の底とか、すごく底っぽい言葉自体は結構聞きますよね。

じゃあ「奈落」って何?
という問いに対して答えられたらちょっとかっこいいかも?

まずは意味と由来について解説していきましょう。

スポンサーリンク

『奈落の底』の意味

浮かぶこともできないどん底。物事の果て。

出てきましたどん底!

物事の果てです。
とにかくこれ以上下がりようがないほどの下…あるいは果てってことですね。

意味や由来はこちらの本を参考にしています。

『奈落の底』の由来

「奈落」はインドのサンスクリット語「ナラカ」の音写で地獄に同じ。
地下世界に存在する牢獄で、現世で悪を働いた者が落ちる場所と考えられている。
そこは幾重にも積み重なっていて、罪の重い者ほど下方に落ちていく。
最下の地獄は阿鼻地獄と呼ばれ、ここには真っ逆さまに落ちつづけて二千年かかるとされる。
(中略)
これをたとえて「奈落の底」というわけである。

なんと元々はインドのサンスクリット語で、「ナラカ」でした。
しかも意味は地獄です。

悪を働いた者がこの奈落に落ちるというわけですね。

ちなみに蛇足ですが「奈落」と呼ばれるものにはこんなものもあります。

舞台や花道の床下の地下室のことも「奈落」という。
これは地下にあるからという理由でついた呼び名である。せり出しや回り舞台の装置があり、ここの番人を「奈落番」といっている。

地獄の割には結構軽々しく使われていますね笑

『奈落の底』の用例

刑事、黒田清太郎氏は、今赫々の武勲に、光り輝いている。
世人は同氏を和製のシャーロック・ホームズとまで讃嘆している。その得意の絶頂にある所の同氏を、此処に奈落の底まで叩き落すことは、私も余り気持がよくはない。
実際、私は黒田氏が、我国の警察の仲間では、最も優れたる手腕家であることを信ずる。この度の失敗は、他の人々よりも頭がよかった為の禍いである。

江戸川乱歩『一枚の切符』より


このように奈落の底は小説でも頻繁に使われます。
由来を思えば重々しい場面で使われる言葉だとは思いますが、今だと意味通り結構軽く使われる言葉になりましたね。

というわけで、「奈落」ってどこ?の答えは「地獄」!
サンスクリット語で「地獄」と同等の意味を持つ「ナラカ」が由来でした!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする