エラリー・クイーンの代表作!国名シリーズはこの順番で読め!おすすめの飜訳も紹介!

来ました、エラリー・クイーンの国名シリーズ!

こちらもまた信者の多いシリーズになります。
そして改めて知ったのですが、クイーンが主人公のシリーズって33冊もあったのか…。国名シリーズだけだと思っていたよ…。

クイーンは『Xの悲劇』や『Yの悲劇』も有名ですよね。
森博嗣だったと思いますが、人生最大の幸福の一つに「『Yの悲劇』をネタバレなしで読めたこと」って言っていたと思います笑

確か、この本でしたね。

Yの悲劇が気になる方は、まず『Xの悲劇』から笑

今回はエラリー・クイーンの代表作・代表シリーズでもある国名シリーズを紹介していきます!

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エラリー・クイーン『国名シリーズ』読む順番

ちなみに知っていました?
ニッポン樫鳥の謎』って国名シリーズじゃないんですよ。
だって原題『The Door Between』ですからね。日本で国名シリーズの続きと見せかけて売るための翻訳だったのでした…。。

1.ローマ帽子の謎

2.フランス白粉の謎

3.オランダ靴の謎

4.ギリシア棺の謎

5.エジプト十字架の謎

6.アメリカ銃の謎

7.シャム双生児の謎

8.チャイナ橙の謎

9.スペイン岬の謎

書名はちょっと迷いました。
ここ数年で角川文庫が新訳で出版してくれたのですが、従来は書名を「~の謎」としていたんですね。

ところが角川の新訳は「~の謎」を「~の秘密」と飜訳し直しているんです。
確か『ローマ帽子の秘密』の巻末で、どうして「秘密」にしたのかは書いてあったと思いますが…忘れてしまいました笑

たぶん原著に忠実にとかそんな感じです。

でも、昔は「~の謎」がスタンダードだったんだよ…という備忘録のためにも、ここでは「~の謎」で統一させていただきました。

ちなみに厳密には国名シリーズに該当しないのですが、10作目と読んで差し支えのない作品が角川から出版されています。

『中途の家』です。

クイーンが主人公の作品は続くのですが、なにせ「国名」は入っていませんからね笑

9作目を読んだ方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

エラリー・クイーン『国名シリーズ』おすすめの飜訳

絶対角川版を読んで下さい!笑

先述したとおり、「~の謎」を「~の秘密」に訳し直してくれるくらい、原著に忠実な訳し方をしてくれています。
訳者の方の情熱もすごいです。
読みやすいですし、ちゃんとクイーンもかっこよく見えますので!

あと、角川版は表紙がおしゃれですね。

表紙といえば。

こちらの怪しいタイトルの記事で古典ミステリの読み方を紹介していますが、この本の装丁にすることを決めた編集さんは分かっていますよ。
登場人物を表紙にするということは、読者の人物イメージを表紙の絵で固定させてしまうということです。

これは「想像と違う!」という既存のファンによる批判が起きる可能性もありながら、新規読者に「イメージの導線を作る」という意味ではとても効果的です。
なぜなら新規読者が読み方を誤って離れてしまっては意味がないですからね。

登場人物が表紙になれば、人物の人間性やキャラクター性を自然と読んでくれるようになります。
トリックだけではないんだぞ、ということですね。

この功績は大きいように思います。

個人的には、シリーズになっている海外古典ミステリの中では一番面白いと思っている作品なので、新訳をきっかけに広まってくれるといいですね!

名探偵がいて、トリック偏重にならない推理があって…実に本格らしい本格ミステリです。
どれも安定して面白いですよ。

クイーンには「後期クイーン的問題」というものもありますが…それはまた別のお話。

ミステリシリーズ読む順番まとめ

シリーズの読む順番をこちらの記事でまとめています。