芥川龍之介賞と直木三十五賞の新選考委員・松浦寿輝ってどんな作家?

9月18日に芥川賞・直木賞の新選考委員が決定しました。

新たに加わったのは角田光代氏と松浦寿輝氏。
角田光代氏は言わずと知れたベストセラー作家で誰もが納得のいく選任だったとは思いますが、松浦寿輝氏については知らない人も多いのではないのでしょうか。

今回は作家・松浦寿輝について調べてまとめてみようと思います。

作家・松浦寿輝の略歴・データ

名前松浦寿輝(まつうらひさき)
生年月日1954年3月18日
最終学歴東京大学大学院仏文科
代表作花腐し
毎日新聞

 松浦寿輝さん(64)の仕事は、あまりに多彩である。大学4年の時、フランス文学の研究者を志すが、詩は既に書き始めていた。…

近影はこんな感じの方です。

過去に『花腐し』で第123回芥川龍之介賞を受賞しています。

他にも谷崎潤一郎賞など錚々たる賞を受賞していますね。

小説家として活動する以前から詩人としての実績があります。
そのほか大学の講師や助教授・教授として研究や評論の賞も受賞するなど幅広い分野で活躍しています。

直近の活動では講談社より小説『人外』が出版されています。

一方で詩人としての活動も続けるなど、今でも精力的に活動されている一線級の作家ですね。

こうした幅広い分野で活動する作家が選考委員に加わることによって、これまで受賞できていなかった有名作家に光が当たるようになるかもしれません。

松浦寿輝のおすすめの小説は?

私自身、松浦寿輝の小説は読んだことがありませんでしたが、読書メーターの登録数や評判を見ると『名誉と恍惚』が面白そうでした。

ふるさとなんかどこにもないが、生きてやる。おれの名誉と恍惚はそこにある。日中戦争のさなか、上海の工部局に勤める日本人警官・芹沢は、陸軍参謀本部の嘉山と青幇の頭目・蕭炎彬との面会を仲介したことから、警察を追われることとなり、苦難に満ちた潜伏生活を余儀なくされる……。祖国に捨てられ、自らの名前を捨てた男に生き延びる術は残されているのか。千三百枚にも及ぶ著者渾身の傑作長編。

Amazon内容紹介

大長編だけあってお値段は相当なものです。
読むなら図書館で借りることになりそうですね…。
見るからに重そうな内容なので、人によって好みは分かれそうです。
しかしこうした長編を書ける作家というのは決して多くないはずなので、そういう点を考えても新しい選考委員は納得なのではないでしょうか。
とりあえず僕は芥川賞を受賞した『花腐し』から読んでみようかと思います。