百花繚乱と似た意味の『百花斉放』という四字熟語、知ってる?

お花見シーズンになりましたね。

各地で満開やら桜吹雪やらの声が聞こえる中、ヒキニートの僕は周りの桜話を聞いて楽しんでいます。

そんなわけで『百花斉放』。
読み方は「ひゃっかせいほう」です。

意味としては百花繚乱に近い言葉ですね。

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四字熟語『百花斉放』の意味とは?

多くの花がいっせいに咲くこと。転じて、さまざまの方法・形式・種類が自由に行われること。
特に文芸・芸術の分野において、形式や風格を異にする作品が自由に創作・発表されること。

字面通りの意味ですね。
満開の桜よりも、幾種類もの花が寄り集まったお花畑のほうがイメージとしては近いでしょうか。

また、転じて…と意味があるように、文芸・芸術という分野における自由な風潮も当て嵌まります。
アヴァンギャルドな作品が並んでいるところが想像できますね。

意味や由来はこちらの本を参考にしています。

四字熟語『百花斉放』の由来とは?

先に述べておきたいのですが、この言葉は類語の『百家争鳴』と共に漢検2級レベルで出題されるわりとメジャーな四字熟語です。

何が言いたいかというと、実はこの四字熟語はいつものように故事成語ではないということなんですね。
結構最近日本に入ってきた言葉(四字熟語の多くは中国からです)で、もちろん新しいので日本の近代文学では使われていない言葉です。

出典はなんと毛沢東の発議から。

毛沢東が発議したといわれているが、世界的に注目されたのは、共産党宣伝部長、陸定一(りくていいつ)の講演の中である。
偏向した学術・文化のあり方を反省し、自由な論議・創意を奨励することで、その活性化を図ったものの、文化革命中、このスローガンは無視された。

すごく良いことを言っているのですが、無視されちゃってますね!
ここまでくるともはや政治経済の分野です。

意味自体は素晴らしいのに…

ちなみに『百花斉放』は『百家争鳴』と共に中国共産党のスローガンなんですね。

こんなふうに皮肉っぽく引用されることが多いです。
言葉の意味自体は素晴らしいのに、中国の政治で前例があるとちょっと…となるのが残念なところ。

ちなみにこんな解説もありました。

一九五六年五月二日、社会主義改造が基本的に完成しつつも、なお社会的矛盾があることを前提として、さらなる科学・文化面での発展を目的として提起された方針です。

やっぱりスローガンだけは素晴らしいです。(どこの国もそうか)
無視されてしまったようですが…。

今の中国の政治とか、日本との関係がどうとかは分かりません。
あんまり仲良くはないんだろうなーとは思います。

朝から晩まで仕事に明け暮れる日々を送っていた僕は、本当に世界の情勢とか日本の情勢とか全く気にしている場合ではなく、自分の周りのことで精一杯でした。
IT業界は万年人手不足なので、人材は日本人に限らず、中国や韓国や他のアジアの国々の人も多いです。

僕が会った中国人は当たり前ですが様々な人間がいました。
ぴくりとも笑わない寡黙な人がいれば、主張の激しい人がいたり、日本語がうますぎて日本人にしか見えない新卒の女の子や、やたらと遊びに行きたがる金持ちのお嬢様もいました。中国人は女性の方が積極的な気がします。

どの人もネットで言われているような「反日」みたいな姿はありませんでしたね。
恐らく若い人だからだと思います。

実際どうなの?と聞いたら「韓国じゃないんだから」なんて言ってきた人もいます笑
一方で韓国人に聞いてみると「中国じゃないんだから」って言われます笑
(両方冗談だとは思いますが)

プロパガンダの成功なのか失敗なのか、どこの国も情報が錯綜しているみたいですね。

個人が国際的に活躍するチャンスが増えた今だからこそ、『百花斉放』という言葉通りに個人が尊重されるようになればいいと思うのでした。