『同床異夢』という四字熟語は現代にはありがちな状況

同じ床、異なる夢。
なんとなく意味を想像できそうな『同床異夢』。
読み方は「どうしょういむ」です。

現代では子供から大人まで色んな状況に適用されそうな言葉です。
特にチームやコミュニティに属する人間ならば。

スポンサーリンク

四字熟語『同床異夢』の意味

同じ寝床に寝ながらも、見る夢は違うこと。
転じて、同じ場所・仕事をしながらも、それぞれ目標や考えが異なり心が離れているたとえ。
本来は一心同体であるはずのものの心が離れている意。

なんか仲が冷え切った夫婦みたいですね!

意味や由来はこちらの本を参考にしています。

四字熟語『同床異夢』の由来

出典は陳亮(ちんりょう)の「朱元晦(しゅげんかい)に与うる書」から。
(朱元晦(しゅげんかい)は朱子の字。朱子は教科書にも載っていますよね)

「同じ寝床にいながら違う夢を見るように、一緒に仕事をしながらもそれぞれ考えが異なっていれば、いにしえの聖人、周公旦(しゅうこうたん)であろうとも、その人の真の心を理解しようもない。
どうして一つひとつをていねいに説き明かしたところで明確な理由に到達することがあろうか、いやありはしない」とある。

いにしえの聖人が何者か気になりますね。

こうした成語を見ると、昔から人の心は変わらないという当たり前のことに気づかされます。
現代と変わらない悩みを抱え悩んでいると思うと、やはり言葉というものには普遍性がありますよね。

現代ではありがちな同床異夢

思えば同床異夢な状況は子どもの頃からいくらでもありました。

たとえばクラブチームの合宿。
まさに一所に雑魚寝するような集まりで、みんなそれぞれ違う夢を見るように思いは人それぞれ。
プロになりたい人もいれば、遊びでいいという人もいる。
このような温度差があったので、僕のいたチームは弱かったんですね。

仕事だって同じです。
本来であれば一丸となってやり遂げなければいけないことでも、ブラックな環境では一致団結なんて夢のまた夢。
辞めたい人が多い職場で、いい仕事なんてできるわけがないです。

団結を求められるところで、全員が同じ目標に向かっていないのはチームとして致命的です。

みんなが同じ夢を見れるといいんですけどね。