かっこいい故事成語10選(解説記事あり)

故事成語とか昔の言葉って、なんとなくかっこいい雰囲気を持ったものが多いですよね。

哲学的な意味を持つ言葉が多いので用途も幅広い。
スローガンとか目標とか座右の銘とか、短い言葉でバシッと表現したいときにぴったりです。

さて、今回の記事では、このブログで紹介してきた「ちょっとかっこいいかも?」という故事成語をまとめてみることにしました。

言葉と意味を紹介していますが、由来や考察などは各記事より参照してください。

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かっこいい故事成語10選

一将功成りて万骨枯る

上に立つ指導者だけが功績を称えられるが、事を成すには多く無名の人たちの力があったことが忘れられている。

言葉自体がかっこいい故事成語。
ですが由来になったエピソードの切ない詩も必見です。

寸鉄人を殺す

短く鋭い言葉によって、相手の急所を突く。短い言葉で人の死命を制す。

見るからに必殺技な故事成語です。
字面がかっこよければ意味もかっこいい。

舟に刻みて剣を求む

物事や世の中の変化に気が付かず、昔からの習慣を堅く守る。

字面はかっこいいのに由来になったエピソードが間抜けな残念な子…。
どちらかといえば、「昔からの習慣に固執する」頭の硬い人に言い放てるとかっこいい故事成語ですね。

門前雀羅を張る

訪れる人もなくさびれているようす。

この故事成語もちょっと切なさを感じられます。
個人的には「雀羅」のあたりがかっこいいかなって…。

詳細記事では芥川龍之介大先生の考察を紹介していますので、興味があればぜひ。

燎原の火

物事が勢いよく広がって行くこと。特に悪事や騒乱の火が広がりだし、手の下しようがないこと。

シンプルでかっこいい。
なんとなく小説のタイトルっぽい故事成語ですよね。

画竜点睛

もっとも重要な所に、最後の手を加えて完成させること。また、肝心な所に手を加えることにより、全体が見違えるように良くなること。

意味も由来になったエピソードも結構有名。
なんとなく芥川龍之介な雰囲気があります。『地獄変』的な…。

四字熟語でバシッと表現されたかっこよさが良いです。

知音

自分の音楽を分かってくれる人。また、自分をよく理解してくれる人。心の通じあった親友。

たった2文字というシンプルさ。
「音を知る」という響きのかっこよさもさることながら、その意味もエピソードも文句なしにかっこいい。

ですが、引用してきた本の解説が全てを持っていってしまいました。

それほど有名な故事成語ではないはずですし、本の方も有名ではないので、こっそり使っていけば大丈夫だと思います。
その際には解説のことは忘れてしまいましょう。

唯我独尊

この天地の間に我より尊いものはない、と、人格の尊厳、一切の衆生の解脱を宣言した言葉。諸仏誕生時の常法とされている。

色々言いたいことは分かりますが、なんやかや「唯我独尊」を外すのは違うかなと思って選出。
上記記事はちょっとふざけすぎた感がありますが、元のエピソードは本当に解釈バラバラで面白いです。

でもこの言葉は多用しすぎるとヤンキーだと思われるのでほどほどに。

大道廃れて仁義有り

人の踏み行うべき道徳が自然に行われていたとき、取り立てて仁義を言う必要は無かったが、後に道徳が廃れて仁義が提唱されるようになった。仁義が必要なのは、大道が失われたからである。

これはもう哲学ですね。
詳細は個別記事からお願いします。

「大道廃れて」の響きからドラマが垣間見られて、言葉自体は個人的に結構好きです。

心頭を滅却すれば火もまた涼し

できるー!できるー!君ならできるー!

あとがき

故事成語の意味は以下の本から引用しています。

既に書いた記事から選出したのでこのようなラインナップになりました。

あれですよね。
たぶん「明鏡止水」とか「鏡花水月」とか「花鳥風月」とか「上善如水」みたいなやつを思い浮かべた人もいますよね。

酒豪の方は「日本酒かな」ってつっこむところです。

「鏡花水月」は泉鏡花のペンネームの由来にもなった言葉なので、個人的に結構好きでそのうち紹介したいなと思っています。

なのでこの記事も後々15選になったり、松岡修造が泉鏡花になったりするかもしれません。

かっこよさも時代や流行などで移りゆくものですからね。